| 福原社長は、新会社を作る方向に傾いてきていますが、デメリットもちゃんと確認しておいてもらいましょう。 |
福原社長 |
ええことばっかりのような気がするけど、デメリットもあるの? |
中村 |
そうですね。デメリットではないんですけど、子会社を作る場合には当然設立費用がかかります。 |
秋山 |
それと赤字になった場合に、子会社ではなく今の会社でその事業をやっていれば、現在の事業の利益と相殺できますけど、子会社にしたら最低でも均等割りという税金(大阪なら年間7万円)がかかります。 |
福原社長 |
そうか。でも赤字にはせーへんですよ。 |
秋山 |
そうでしょうね、社長なら赤にはせんでしょうね。 |
中村 |
あと、親子会社間の取引っていうのは、税務署に目をつけられやすいので注意が必要です。 |
福原社長 |
どんな取引があかんのですか? |
中村 |
例えば、親会社が決算で利益を少なくしたいからといって、子会社から著しく高い金額で商品を購入すれば、税務署は子会社を使った利益操作と指摘する可能性があります。 |
秋山 |
そう、「それ親子会社やからできたんやろ?」っていうような取引は否認されやすいんですわ。 |
福原社長 |
そうなんですね。それは気をつけて処理しないといけないですね。 |
中村 |
はい。そうですね。 |
福原社長 |
うちの場合は、子会社を作った方がメリットが大きそうですから、その方向で進めていきますわ。 |
中村 |
わかりました。では、こちらも準備しておきますね。 |