起業の世界Vol.56 ベンチャーキャピタルとは?企業資金を調達するメリット・デメリット

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起業の世界Vol.56 ベンチャーキャピタルとは?企業資金を調達するメリット・デメリット


ベンチャーキャピタルという言葉をご存じでしょうか?
ベンチャーキャピタルは、起業して間もないベンチャー企業が資金を得るための手段の一つとして利用されています。
ベンチャーキャピタルとはどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。
金融機関から融資を受ける場合とどのような違いがあるのか、あるいはベンチャーキャピタルのメリット・デメリットについて説明します。

ベンチャーキャピタルとは?

ベンチャーキャピタルとは、ベンチャー企業やスタートアップ企業など、これから高い成長が予想される未上場会社に対して出資を行う投資会社です。
ベンチャーキャピタルは、投資対象として有望なベンチャー企業を探して、そのベンチャー企業に出資を行います。その後、投資先の企業が成長した時や上場した時にその株式や事業を売却します。その結果、出資金額と売却金額の差額を得ることができるのです。
また、ベンチャーキャピタルは単に資金を投下するだけではなく、その投資効果が最大限発揮されるようにハンズオンと呼ばれる経営支援を行います。
ベンチャー企業の企業価値がより高まるような支援を行うことで、ベンチャーキャピタル自身が得られる利益を最大化する狙いがあるのです。

ベンチャーキャピタルの種類や資金調達の方法とは?

日本にあるベンチャーキャピタルの多くは、銀行や証券会社、保険会社などの金融機関の関連会社です。
また、商社や通信会社などの事業会社が保有するベンチャーキャピタルもあります。
これらはいずれも、大企業の資本で作られた会社であり、その資金力とノウハウ、人材を活かした運営を行っています。
また、独立系のベンチャーキャピタルも存在するほか、政府や大学などの機関が単に利益のためだけでなく、社会問題の解決や社会の発展に役立つ新技術創出などの目的を達成するために設立したベンチャーキャピタルも存在します。
ベンチャーキャピタルは、ベンチャー企業に投資する資金を投資家から集めます。具体的には、ベンチャーキャピタルが投資ファンドを設立し、機関投資家のほか事業会社や個人などから幅広く資金を集めるのです。
投資ファンドに出資した投資家は、ベンチャーキャピタルがベンチャー企業の株式や事業を売却した際に得た利益の配分を受けることができます。一方、ベンチャー企業はベンチャーキャピタルから出資という形でお金を受けているため、借入をしたのようにお金を返済する必要はありません。
一般的に、ベンチャーキャピタルが1つのベンチャー企業に対して出資してから売却するまでの期間は10年以上の長期にわたります。
ベンチャーキャピタルが出資したベンチャー企業の中には、思惑どおりに成長できない企業もありますが、一部の企業だけでも大きく成長すれば、ベンチャーキャピタルは大きな利益を得ることができるのです。

ベンチャーキャピタルと銀行との違い

ベンチャーキャピタルは、ベンチャー企業やスタートアップ企業の成長を見込んで、その企業に出資を行います。出資を受けた企業は借り入れをしているわけではないため、ベンチャーキャピタルに対して資金を返済する必要はありません。
ベンチャーキャピタルは、出資した企業が成長しなければ利益を得ることができないばかりでなく、投資した資金を回収することができなくなるケースもあります。そうならないように、投資先の企業に対して成長支援を継続的に行います。ベンチャーキャピタルの社員をベンチャー企業のメンバーに参加させる場合や、コンサルタントを定期的に派遣する場合があります。また、ベンチャーキャピタルの担当者がベンチャー企業の取締役に就任する場合もあります
これに対して、銀行などの金融機関から資金調達を受ける場合、金融機関から融資を受けたお金を返済しなければなりません。また、この時利息を一緒に返済する必要があります。融資を行う金融機関は、融資したお金を確実に返済してもらえるかどうかの審査を行いますが、審査にあたっては成長性や将来性より現在の信用度や担保があるかどうかが重視されます。その結果、事業をはじめて間もないベンチャー企業が融資を申し込んでも断られてしまうケースが多くあるのです。

ベンチャーキャピタルから出資を受けるメリット

ベンチャーキャピタルから出資を受けることにはいくつものメリットがあります。

①資金を得られる

まずは、出資金額を受け入れることで資金が豊富になり、財務状況が改善することです。限られた資金の中ではできなかった事業展開を考えることができるようになり、一気にビジネスを拡大させるチャンスが生まれます。また、財務状況がよくなれば、金融機関からの融資も受けやすくなります。ベンチャーからの資金は将来にわたって返済する必要のないお金なので、その後の企業経営を圧迫するおそれもありません。

②名声を得られる

また、ベンチャーキャピタルから出資を受けている企業は、そのビジネスモデルや事業内容についてベンチャーキャピタルから評価を受けていると認知されます。ベンチャーキャピタルから出資を受けていること自体が、企業に対する評価に直結するのです。

③事業提携や取引先の拡大

ベンチャーキャピタルから出資を受けることで、取引先が増えたり金融機関から融資を受けたりする機会が増える可能性が広がります。
また、ベンチャーキャピタルは他にも投資を行っている企業があるため、そういった投資先の企業どうしで利益が生まれるような事業提携を企図したり、新たな取引先を紹介したりして、それぞれの会社が成長できるようなモデルを構築します。
ベンチャーキャピタルからの出資を受けていなければビジネスパートナーとなることのなかった企業との出会いがあるのです。

④経営に関するノウハウを得られる

ベンチャーキャピタルは自身の利益を最大化するために、出資したベンチャー企業に対して経営指導を行います。
このような指導は結果的に、指導を受けるベンチャー企業にとっても大きな利益となるのです。
ベンチャーキャピタルは数多くの企業の経営に関わってきた経験と実績があります。
また、ベンチャー企業の経営は一般的に若い創業者が行っている場合が多く、収益を生み出す事業内容はあっても経営に関するノウハウがないことも珍しくありません。
事業に関するノウハウはもとより、財務や人事に関する知識など、企業経営に不可欠な様々なノウハウをベンチャーキャピタルから提供してもらうことで、健全な企業として大きく成長することができるはずです。

ベンチャーキャピタルから出資を受けるデメリット

ここまで見てくると、ベンチャーキャピタルから出資を受けるといいことしかないように思われるかもしれません。
しかし、ベンチャーキャピタルから出資を受けることで生じるデメリットもあります。

①思いどおりの経営ができない場合がある

ベンチャーで立ち上げた企業の経営は、自分の思いどおりに進めていきたいと考えるのが普通だと思います。しかし、ベンチャーキャピタルから出資を受けたり、役員の派遣を受けたりすると、すべて自分の思いどおりにはいかない場合があります。
ベンチャーキャピタルとしても、出資先の企業が成長しなければ利益を得られないため、決して無理難題を押し付けるわけではなく、理不尽な要求をしてくることもありません。
その企業のためと思って指導を行い、時には経営方針に対して反対をするのですが、企業経営者側としては必ずしもそのように受け入れられないケースもあることでしよう。
かといって、出資を受けているためにベンチャーキャピタルからの要求を拒否することは難しいため、思いどおりにできないことをデメリットと感じるかもしれません。

②株式の買取請求を受けることがある

ベンチャーキャピタルがベンチャー企業に投資する理由は、企業の価値を上げた後に売却し、その利益を得ることです。
しかし、現実的には出資した企業が思惑どおりに成長するとは限りません。出資した企業が思惑どおりに成長せず、投資した金額を回収できないと判断すれば、ベンチャーキャピタルは投下資本の回収を行うことがあります。
資本の回収の方法として最も可能性が高いのは、取得した株式を出資金額で買い取るように求められるケースです。
ベンチャーキャピタルが他に転売できない株式を出資金額で買い戻してもらい、損しないようにすることがあります。
このような場合、買取を求められた側は、経営状態が必ずしも良くない状態の中で買い取り資金が必要となってしまうため、資金的にも精神的にも非常に苦しい状況に追い込まれてしまいます。

ベンチャーキャピタルを選ぶ際のポイント

ベンチャーキャピタルから出資を受けられるとなれば、大きなビジネスチャンスとなります。ただし、ベンチャーキャピタルの出資を受けることにはデメリットもあるため、以下のようなポイントに注意してベンチャーキャピタルを選びましょう。

①サポート体制の充実

ベンチャーキャピタルから出資を受けるメリットとして、経営指導を受けられることがあります。特に会社としての弱点を埋められるようなサポートが受けられるか、前もって確認しておきましょう。

②ネットワーク

ベンチャーキャピタルの持つネットワークをいかして次の事業展開ができれば、さらなる成長が見込まれます。ベンチャーキャピタルがどのようなネットワークを持っているのか、どのような企業に出資をしているのか、情報収集を行うようにしましょう。

③新たなファンドが作られているか

定期的に新しいファンドが作られるということは、ベンチャーキャピタルによる企業の選定や経営指導が上手くいっていることのあらわれです。また、ベンチャーキャピタルの出資により成長した企業とのつながりを利用するチャンスでもあります。

まとめ

ベンチャーキャピタルによる出資を受けることは、資金面だけでなくその後の企業経営を考えるうえでも大きなメリットがあります。
ただし、企業経営のアドバイスを受けるということは、それだけ制約を受ける場面も多くなることを意味します。
また、ベンチャーキャピタルから受けた出資は返済しなくてもいいお金ですが、第三者の株主を抱えることは、株主に対する責任が発生することを意味します。
ベンチャーキャピタルによる出資を受ける場合には、その選定も重要です。後悔することのないよう、ベンチャーキャピタルからの出資を受けるか慎重に考えるようにしましょう。


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