節税対策Vol.29 お金は出ていくが自分の会社を守るための保守的節税「節税に使える生命保険の種類」

お金は出ていくが自分の会社を守るための保守的節税
「節税に使える生命保険の種類」

では数ある生命保険の中でどの種類の生命保険が節税に役立つのでしょう。
役に立つ生命保険かどうかを判定するポイントは大きくいって次の3点です。
1. 掛け金が経費になること
2. 解約をしたときに解約返戻金が返ってくること
3. 税法の改正によるリスクが少ないものであること

まず1の「掛け金が経費になること」という点についてです。
保険料を支払っているので一見当たり前のように思えますが、実は保険の種類や保険金の受取人の設定では経費にできないこともあるのです!この場合はいくら保険料を支払っても1円も経費にならないのです。
ですので、大前提である「経費になるかどうか」から検討する必要があるのです。

次に2の「解約をしたときに解約返戻金が返ってくること」についてです。
掛け捨ての生命保険は確かに経費にはなりますが、その分キャッシュも流出していきます。それよりは、生命保険としての機能を持ちつつ、解約時に保険が返ってくる保険のほうが良いのは当然ですね。

最後に3の「税法の改正によるリスクが少ないものであること」についてです。
ときどき生保の営業の人が「節税になって返戻金もすぐに満額返ってくる新商品が出来たので加入しませんか?」という勧誘に来ることがあります。生命保険の営業の人に悪意はないでしょうが、税制改正のリスクをしっかりわかって勧めてきているかどうかは微妙です。

やはり、本部から言われている「売りたい商品」を売る傾向にあるということは否めません。そしていざその「新商品」の生命保険に税法のメスが入り、経費にならなくなっても生命保険会社は責任を取ってくれません。

生命保険の契約書のどこかに小さな文字で「税制改正により取り扱いが変わる場合があります」と書いてありますからね小さ~く(笑)これが現実です。だからこそ「税法改正のリスク」を考慮して生命保険を選ぶことが重要になるのです。しかし「絶対安全」というものはないのです。

どんな生命保険もいつ税法のメスが入るかはわからないのです。
その中でも「既に一度税法のメスが入り、税法上の取り扱いが定まっているもの」は今後改正の可能性が低いので、比較的安全というだけなのです。

結論として以上の3点を満たす保険の種類としては「長期平準保険」というタイプと、「ガン保険」というタイプになります。ただし名称が「長期平準保険」や「ガン保険」となっていても、実際の内容は違うものである可能性もあります。
生命保険で節税をする前には必ず専門家に聞いてくださいね。

会社にお金を残すために必要な30の節税方法

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