節税対策Vol.30 お金は出ていくが自分の会社を守るための保守的節税「生命保険を使った退職金プラン」

お金は出ていくが自分の会社を守るための保守的節税
「生命保険を使った退職金プラン」

「No.29」で解約返戻金が返っているタイプの生命保険が良いということを紹介しました。
ところでこの「解約返戻金」、会計上はどのような経理がされるのでしょうか?
そう、「収益」になってしまうのです。
払ったときにせっかく経費になって節税できたのに、返って来たときに収益になって税金を取られては、何をしているのやらわかったものじゃありませんよね。

そこで有効になってくるのが役員の退職金と2本立てで考えるプランです。
解約返戻金が入ってきたら、同じ年に役員に退職してもらって「退職金」という経費を計上し、収益と相殺する。この組み合わせで解約返戻金をもらったときにも税金を取られないようにするのです。ここまでしてはじめて生命保険を使った節税が完成すると言っても良いでしょう。

さらに「退職金」に対しては税金が安いのです。
1つ例を考えてみましょう。「ガン保険」に加入して年間50 万円を支払い、20 年後に社長を退職するタイミングで解約したとします。まず50万円の保険料が経費になれば法人税が約20万円節税できます。それが20年間で400万円の節税になりますね。
そして50万円×20年=1,000万の解約返戻金が入ってきたときに、同じ額の退職金を取ったとすれば退職金に対する税金約5 万円だけが課税されることになります。

その差額はなんど395 万円!

さらにその間、保険の機能として安心も買えているのです。
このようにして考えてみると、いかに適切な生命保険が有効な節税になるかご理解いただけたかと思います。この「生命保険で節税+解約返戻金は退職金で相殺」の2本立てプランでお金を残し、快適な老後を過ごしましょう!

会社にお金を残すために必要な30の節税方法

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