WEB起業家必見!起業支援ウェブサービス
10人の社員を雇う前に試してみたい
ウェブ分野での起業を考えている人は、アメリカのウェブサービスをヒントにすることが多いことでしょう。
主にアメリカの最新のウェブサービスの中から、日本のウェブ分野の起業家にとって参考になるサービスをご紹介します。
それらは、いずれも、創業支援サービスです。
創業したばかりの人は、当初は何でも一人でこなすことが多いもの。
営業から企画、経理、各種連絡……「とにかく猫の手も借りたい!」と感じることでしょう。
そんなときにすぐに助けてくれる「猫の手」ならぬスタートアップツールがあれば……。
これらは主にアメリカのサービスですが、日本で同様のものを開発できれば、
創業支援ツールとして、多くの起業家や、中小企業の役に立つことでしょう(下記のうち、2つは日本のウェブサービスです)。
1 悪徳弁護士にはもう騙されない!: Simple legal
米国は弁護士人口が多い国ですが、中には不当な請求をしてくる悪い人たちがいないとも限りません。
正しい請求かどうかを確認してくれる、米国ならではの心強いサービスです。
弁護士さんのような専門家に対しても、こうしたサービスをつくってしまう、アメリカ人の発想を学びたいですね。
2 ちょっとこの書類送っておいて!:Lob
プリントアウトして封書に宛名を書いてポストに持っていくのはなかなか大変。
このサービスならば、ファイルを送れば、それを高性能のプリンタでプリントアウトしてくれ、
一枚1.5ドル程度で送付可能にするというサービスです。
日本でも、こうしたサービスがあれば、郵便局の空いている時間を気にしたりしなくてすみそうです。
3 みんなで編集すれば早いでしょ!:kivo
プレゼン等の資料作りには欠かせないパワーポイント。
バージョン違いによってうまく編集できなかった複数人編集が可能に。
4 銀行口座を自社プログラムで動かしちゃえ!:standard-treasury
銀行のオンラインサービスはありますが、そのシステムはあくまで銀行のもの。
自社のシステムと連携させて経理業務を行いやすくできる画期的なソリューションがこちら。
日本でも、経理関係のウェブサービスは、まだまだ開発の余地がありそうです。
5 もう海外への手数料なんて払わない!:buttercoin
bitcoinという仮想通貨を利用して、インドほか6か国にbitcoinの両替所を設けることで、
海外への送金手数料をカットする裏ワザ的サービス。
このような「裏ワザ」は日本人はあまり得意でないですが、
ウェブサービス開発者としては、こうした発想も参考にしたいものですね。
6 スモールビジネス腕利きプロモーター!:localon
facebookやtwitterなどのメジャーSNSから、
地域メディアのウェブサイト、近隣のユーザーグループなどに向けたプロモーション配信を管理してくれるプラットフォーム。
日本でもSNSが増えている現在、このような配信管理サービスは、日本でも需要が大きいといえます。
7 オンライン自動情報収集&編集者誕生!:bunkr
「デザインはいいけど中身はない」という資料作りの罠を回避してくれるサービス。
自動で資料に掲載したいコンテンツをWEBから収集し、スライド上に配置してくれます。
こうしたサービス、日本にもあったらいいですね。
8 腕利き人事アシスタントがすぐそばに!:Smartecruiters
わずらわしい採用のプロセスを管理してくれるツール。
応募者のステータス管理や、面談スケジュール、フィードバックなどの管理も一元化。
これも、日本においても、急成長するベンチャー向けに、底堅い需要がありそうなサービスです。
9 出先で請求書送り忘れに気付いても大丈夫!:misoca
請求書や見積もり作成において、印刷・切手貼り・ポスト投函などのアナログ部分をWEBで代行してくれるサービス。
PDFダウンロードまでできるのがありがたい。
10 もはや経理に人はいらない!? :freee
青色申告や会社法に対応し、決算書まで出力してくれる人気のクラウド会計ソフト。
経理作業で時間をとられなくなるので、起業したての時間がない経営者には特におすすめ。
まとめ
いかがでしたか? クラウド系のサービスが比較的目立っています。
日本のウェブ起業家も、これらサービスを参考にしつつ、日本的にアレンジしたら、
多くの人、とくに創業まもない人たちを支援する、有益なサービスを開発できることでしょう。
